Huaweiの「MediaPad M3 Lite 10」とASUSの「ZenPad 3S 10」どちらが買い？比較してみた

Huaweiが先日発表した10インチサイズの「MediaPad M3 Lite 10」とASUSが現在販売中の「ZenPad 3S 10」。恐らく10インチのAndroidを買うなら悩むであろう2機種を比較してみたいと思います。

スペックの違いをチェック

MediaPad M3 Lite 10はWi-FiモデルとLTEモデルと両方が共通したスペックで違いはほとんどありません。
ZenPad 3S 10(Z500M)はWi-FiモデルでSoCにはMediaTekのものを採用、一方でLTEモデルはSnapdragon650を搭載するなど、微妙にスペックが異なっています。

価格

2機種の違いを見ていく

スピーカー数の違い

MediaPadは4つのスピーカーを搭載。ZenPadはステレオスピーカーとなっています。どちらも音質にはこだわりを見せており、このあたりは好みの問題になりそうです。

性能の違い

具体的に2機種をベンチマークしたり使い比べたわけではありませんが、搭載しているSoCから鑑みるにMediaPadの方が性能は低めな印象です。ZenPadのWi-Fiモデルが搭載している物はMediaTek製のものなので最適化されていないアプリでは使いづらさがあるかもしれません。
どちらも普段使用する上では問題ないと思いますが、RAMの多さからもZenPadの方が性能は高めな印象。

液晶解像度

ディスプレイはZenPadが9.7インチ2,048×1,536の2K解像度、MediaPadは10.1インチ、1,920×1,200フルHD解像度となっており、ディスプレイはZenPadの方が高精細となっています。なお両機種ともIPS液晶なので色鮮やかさは問題なさそうですね。

解像度は高いほうが良いですが、MediaPadもフルHDなので十分綺麗でしょう。

安いMediaPadか、プレミアムなZenPadか

値段も考慮に入れた際MediaPad M3 Lite 10の方がZenPad 3S 10よりも1万円近く安くなっています。性能を見るとZenPadの方が良くなっており、3Dゲームなどを頻繁にやる人であればそちらの方が良さそうです。

日常生活でKindleで本を読んだり、TwitterをしたりYouTubeやAmazonプライムを見たりするといった使い方であればどちらを選んでも良さそうで、後はお財布との相談になりそうですね。

Source:Huawei| ASUS