Huaweiスマートフォンに搭載されているEMUIには、Androidに元から搭載されているバックアップ機能の他にHuawei独自のバックアップアプリが搭載されており、現在の環境を保存し新たなデバイスに移行する事が可能になっています。
今回は、そのHuawei独自のバックアップアプリを使用して復元した場合、LINEなどのアプリがそのままログインなどの手間無しに使えるのか確認しました。
どのアプリが復元可能なのかは、バックアップ手順の下に記載しています。
バックアップと復元の手順
バックアップのやり方
まずバックアップアプリを起動します。
起動したらバックアップをタップ。
バックアップ先ですが、今回はMicroSDを使用するためSDカードを選択します。本体やパソコンにバックアップをした場合は、そのファイルを新しいスマホに転送する必要があります。
バックアップ項目を選択します。右下にすべて選択の項目があるので、どれを選んだら良いかわからない方はそれを選びましょう。
次に出てくるのはバックアップにパスワードを掛けるかどうかになります。この場合はパスワードを掛けずにスキップを選んでも問題ないです。
次に進むとバックアップに進みます。アプリによってはファイルサイズが大きく時間がかかることもあります。ゆっくり気長に待ちましょう。終了するとその画面が出てきますので確定を押して終わりになります。
復元の手順
新しいスマホや復元先のスマホにMicroSDを挿入し、バックアップアプリを起動、復元を選択しましょう。復元を選択したらファイルが保存されている場所を選択します。今回だとMicroSDなのでSDカードになります。
バックアップファイルを選択します。
復元項目を選び復元開始をタップします。(この場合も同様にすべて選択を選ぶとよいでしょう)
復元完了まで待てばすべての作業は終了です。
バックアップできたアプリ
- Kindle
- Slack
- Chatwork
- Swarm
- Skype
- みおぽん
- これ聴いてるんだからねっ
- ラクマ
- メルカリ
Huawei純正のカレンダーアプリや天気、権限マネジャーや着信拒否などの設定、ホーム画面アイコン配置は復元可能となっていました。
なおハングアウトやGmailなどGoogleのアプリは、ログインする事でデータがそのまま新規のスマホにも復元されます。
バックアップできなかったアプリ
- LINE
- Twidere
- Yahoo乗り換え
LINEやTwitterなどは復元不可となっていました。
LINEは端末に固有のAndroid IDを参照しており、新規のスマホは勿論同一端末を初期化してもAndroid IDが変わるため復元するのは難しいと思われます。
バックアップ手順
恐らく多くの方が使用しているであろうLINEやTwitterなどの復元ができないのは残念でしたが、今回テストした多くのアプリや設定がバックアップ&復元が可能となっており、新しくHuaweiスマートフォンを購入した際の初期設定の手間が省かれました。
写真や動画、発着信履歴など多くの項目をそのまま保存して新たなスマートフォンに移行できるので、Huaweiスマートフォン間のデータ移行ではかなり使用をお勧めしたいアプリですね。
Huawei通信の旧管理人です。
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