6月末より発売が開始した「MediaPad T2 10.0 Pro」ですが、Huaweiは実は似たようなスペックの「Qua tab 02」というタブレットをauから発売しています。ここでは両機種のスペックや値段の違いから、どちらを購入すべきか見ていきます。
スペックの違い
スペック
MediaPad T2 10.0 Pro | Qua tab 02 | |
---|---|---|
OS | Android™ 5.1 / Emotion UI 3.1 | Android™ 5.1 |
SoC | Snapdragon 615 MSM8939 Octa-core 64-bit | |
ディスプレイ | 10.1inch( 1920 x 1200ドット) IPS screen | |
RAM | 2GB | |
内部ストレージ | 16GB | |
アウトカメラ/インカメラ | 800万画素/200万画素 | |
バッテリー | 6,660mAh | 6,500mAh |
センサー | GPS、環境光、加速度 | GPS、照度センサー、加速度センサー |
ネットワーク | Wi-Fi: IEEE 802.11a/b/g/n/ac,2.4&5GHz 準拠 | 4G LTE/ WiMAX 2+/ Wi-Fi :IEEE802.11a/b/g/n/ac |
カラー | ホワイト・ブラック | エアリブルー、パウダーホワイト、チャコールブラック |
その他 | ステレオスピーカー |
両機種に大きなスペック差はありませんが、MediaPadの方が僅かにバッテリーが大きいですね。ポイントとしてはQua tabはauの回線が利用できるのでSIMカードを挿せば、外でもネットが使えることと、カラーバリエーションがQua tabにブルーがあることくらいです。
OSの所で差異が見受けられますが、Qua tabもEMUIをベースにしているので操作感に違いはほとんどないでしょう。
両機種の特徴
IPSと液晶搭載
フルHDのIPS液晶を搭載しており、画面はかなり美しかったです。Kindleなどで電子書籍を見開きで読むこともできますし、動画見放題のサービスを使うのにも適していました。
ステレオスピーカー搭載
ステレオスピーカーを搭載しており、そこそこ迫力のあるいい音を鳴らしてくれます。2万円前半の価格と考えると十分すぎるくらいのサウンドだと思います。
MediaPadのみ画面分割に対応?
サイトの説明欄を見ていると、MediaPadの方には画面分割に対応している旨が書かれていますが、Qua tabの方にはそのような記載がありません。筆者自信Qua tab使用時に画面分割の機能があったことが記憶にないので、MediaPadのみの機能かもしれません。
予算と用途が大きなポイント
両機種の大きな差は、モバイルデータ通信回線を使うかどうかによって変わってくるでしょう。データ通信が必要ならQua tab、Wi-Fi環境のみで使うならMediaPadを選ぶと良いでしょう。
Qua tab 02をしばらく使っていた筆者の感想になりますが、このタブレットにauの一括支払いの価格である37,800円も出すのは正直な所あまりオススメしません。
しかし、MediaPad T2 10.0 ProはAmazonなどで価格が23,516円とかなり手の届き易い値段になっています。2万円前半であれば、コストパフォーマンスも高いですし、安く良いタブレットを入手する上でベストな機種になってくると思いますね。
Source:Huawei 1 | Huawei 2 | KDDI