Mate 8を中国版のソフトウェアからグローバル版のソフトウェアに書き換えたいと思ったので、BootloaderUnlockしてみました。
注意
まずは決まり文句から。
*ここに書いてあることを行って不利益を被ったとしても筆者は責任を負いません。あくまで自己責任でお願いします。Huaweiも助けてはくれません。
壊したら、新しいHuaweiスマホを買う。これができない人は閉じるボタンからこのページ閉じてね。
前提条件
- HiSuiteインストール済み
- adbコマンドが使えること
前提条件として上記の2点をあげておきます。adbコマンドが使える様にする方法はググッたら出てきますし、Minimal ADB and Fastbootでも可能です。
Bootloader Unlockの方法は2種類
- 公式サイトに必要な情報を打ち込んで、コードを発行
- DCunlockerというサイトを使う
HuaweiのスマートフォンはNexus端末などとは異なり、”fastboot oem unlock”というコマンドだけではUnlockできず、それに合わせてアンロックコードを入力する必要があります。
アンロックコード発行の方法は大きく分けて2種類あり、一つ目は公式サイトにIMEIやシリアルナンバーを打ち込みコードを発行する。2つ目はDCunlockerというサイトに課金してコードを発行(発行は即時)してもらうというやり方があります。
前者のやり方を利用するにはアンロックしたい端末にHuaweiID紐つけてから最低でも14日は経過する必要があり、今回中国版のMate 8は紐付けが不可能だったので後者を利用することにしました。
Huawei公式サイトを利用する方法
Huaweiのサイトからコードを発行する方法も簡単に紹介しておきます。まずHuawei IDを作成します。持っていない方は上記サイトのRegisterから登録をしてください。
登録したら作成したIDでログインします。ログインできたらUserAgreementが表示されるので、良く読んで下までスクロールし同意します。
EMUIバージョンやシリアルナンバー、IMEI、ProductIDなどを入力しCommitを押します。条件を満たしていれば発行できます。
DC Unlockerを利用する方法
DC-unlockerでのコード発行の流れは
- 解除に必要な分のクレジットを購入
- DC-unlockerのソフトを用いて、コード発行
- アンロック
という流れになっています。
DC-Unlockerでクレジット購入
DC-Unlockerでアンロックに必要なクレジットを購入します。今回必要だったのは4クレジットだったのでPayPal経由で入金します。1クレジット=1ユーロなので筆者が解除した時は538円掛かりました。必要なクレジット数はアンロックする時に各自で以下のサイトから確認してください。(変わってるかもしれません)
入金を済ませるとその後の画面に、アンロックする時に必要なユーザー名とパスワードが表示されるのでメモ(メールでも送られてきます。)
DC-Unlocker clientをダウンロードしログイン
DC-Unlockerからクライアントソフトをダウンロードし起動、そして先程表示されたユーザー名とパスワードでログインします。この後起動した状態でMate 8を接続しておきましょう。
Mate 8を接続したら、電話アプリを起動し”*#*#2846579#*#*”と入力します。
そうすると裏メニューが起動するので、”Background Settings”→”USB Port Settings”と進み”Manufacture Mode”を選択します。
あとはRead Bootloader Codeをクリックすると下にBootloader Unlcockコードが表示されるのでそれをメモしておきます。
Bootloade Unlockする方法
Mate 8の電源を切り、音量ボタン-を押しながらパソコンに接続します。それからコマンドプロンプトを起動し、”fastboot oem unlock (アンロックコード)”と入力すると上記の様な画面になるので、音量ボタンで選択し電源ボタンで決定します。(データは全消去されます。)
これでBootloader Unlockは完了です。Huaweiのサイトからコードが発行できる状況ならかなり簡単にできますが、そうでないなら少しだけお金がかかってしまいます。ROM焼きしたいなと思う方はがんばってください。
Huawei通信の管理人です。
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