HUAWEIの独自の急速充電技術、HUAWEIの急速充電に対応したTronsmart社製のモバイルバッテリー「Presto」を購入しましたのでレビューいたします。
HUAWEIはHUAWEI Mate 8以降のハイエンドモデルや、HUAWEI P10 lite等のここ最近リリースされたミッドレンジモデルにて独自の技術を利用した急速充電を採用しています。
しかし、その独自の急速充電に対応した充電器等のアクセサリの多くは純正品。しかも日本ではACアダプター程度しか入手することが出来ず、モバイルバッテリーなどでは急速充電の恩恵を授かる事は出来ませんでした。
そんな中登場したのがTronsmartのPrestoです。HUAWEI急速充電(9V/2Aの充電)に対応しており、数少ない日本国内で正式に入手できる急速充電対応のモバイルバッテリーとなっています。
パッケージ/同梱物
パッケージはマグネットで閉じられていました。賛否両論あれど、やや面白い構造かなと思います。
本体とUSBケーブル(micro USB)、専用の袋に説明書等の書類が入っていました。結構キズが目立ちやすそうな本体なのでちょうど良い袋が付属しているのはありがたいですね。
サイズ感はHUAWEI P10とほぼ同じほどのサイズ。厚さはHUAWEI P10の1.5倍ほどといった感じで特に邪魔になることも無さそうです。この程度であれば、邪魔にもならないと思います。
使用感
HUAWEI P10と接続した様子です。ロック画面に急速充電中と表示されているとおりしっかりと充電されています。
HUAWEI P10 liteでもこの通り。雷マークが二重になっている急速充電のアイコンが表示されました。
モバイルバッテリーの電池残量は側面に唯一付いているボタンを押すことでLEDのインジゲーターが点灯し、4段階ではあるものの分かるようになっています。
充電にかかる時間
気になる充電に要する時間は下記の通り。
HUAWEI P10…1時間44分
HUAWEI P10 lite…1時間43分※端末に30秒後にシャットダウンする旨の警告が表示された後に充電開始。Battery MIXでログを取り時間計測したもの。
※端末やモバイルバッテリー、周囲の温度によって充電時間は左右する恐れがあります
どちらも2時間以下とかなり早いことが分かります。
また、HUAWEI P10とHUAWEI P10 liteをそれぞれ一回ずつ満充電してもインジゲーター1つ分のバッテリーが残っていたので一般的な使い方であれば2日程度の旅行なんかでも十分に使えるかと思います。
対応機種
手元にあるHUAWEI端末では下記の機種で充電が確認できました。
HUAWEI P9/P10/P10 lite
また、SNS等ではMate 9でも使えた等の声があり、HUAWEI急速充電対応機種では充電が可能であると考えると下記の機種でも使えるかと思います。
honor 8/HUAWEI Mate 9/P10 Plus
HUAWEI P9 Plus/Mate 9 Pro/Mate 9 (Porche design)/nova2/nova2 Plus/honor 9 など
*追記
ちなみに、PrestoのHuawei FCP対応端末は
Mate 8, mate9, p9, P9 plus, p10, p10 plus, honor 7, honor 8, honor v8, honor note 8(含日本未発売)です @Huawei_Report— Tronsmart Japan(公式) (@TronsmartJapan) 2017年7月4日
モバイルバッテリーへの充電も急速充電対応。しかし…
なんとこのPrestoではモバイルバッテリー本体への充電も急速充電が可能となっています。手元にあったQucik Charge3対応のACアダプターで充電すると9V/1.8A程での充電が確認できました。
せっかくなのでHUAWEI Quick Charge対応のACアダプターで接続してみると9.5V/1.9Aと急速充電されているようにも見られたのですが、1時間ほど放置しても充電残量のインジゲーターが一向に増えていないことに気がつきました。
また、ACアダプターやモバイルバッテリーの両方がかなり高温になっていたため危険かもしれません。HUAWEI急速充電のACアダプターでの充電は控えた方が良さそうです。
夏休みのお供に是非欲しい一台
これからの夏本番。HUAWEI P10などのカメラで旅行の思い出を残していたらすぐに電池が…なんてことが無いようにコレを一台買ってみるというのはいかがでしょうか?
価格も2000円を下回る価格で販売されていることもあり、非常に手頃な一台かと思います。
Ascend Mate7を買って以来HUAWEIの端末デザインや、斬新な機能達に感動しファンになりました。これまで買ったHUAWEI端末は数知れず。アイコン画像は実際に所持していた端末の画像です。
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