さて前回中途半端にグローバル版化したMate 8ですが、やはりアップデート機能や権限まわりが死んだまま使い続けるのは気持ち悪いので、元の中国版に戻してみることにしました。
注意
まずは決まり文句から。
*ここに書いてあることを行って不利益を被ったとしても筆者は責任を負いません。あくまで自己責任でお願いします。Huaweiも助けてはくれません。
壊したら、新しいHuaweiスマホを買う。これができない人は閉じるボタンからこのページ閉じてね。
まず中国版のROMを焼く
この間の記事同様、中国版Mate 8(NXT-AL10)のROMをダウンロードし、update.zip解凍しupdate.appを取り出します。
取り出したらHuawei Update Extractorを利用し、boot, recovery, recovery2, system.imgを抜き出します。抜き出したらMate 8の電源を切った状態から、音量ボタン-を押しながらPCと接続しコマンドプロンプトを利用して[HTML]fastboot flash boot boot.img[/HTML]のようにファイルをそれぞれ焼きます。
筆者の場合、中国版のソフトウェアを焼いたにも関わらずGoogle Playプリインストール状態は変わらず権限・ソフトウェアアップデート周りが使えなかったので更に一手間加えます
Huawei eRecoveryを使用する
最近のHuaweiスマートフォンにはHuawei eRecoveryが搭載されていることが多く、スマホ単体でインターネット経由でROMをダウンロード、初期状態へと進むことができます。
起動の仕方は簡単で、電源が切れた状態から音量ボタン-を押しながら充電器に接続することで上の写真のような画面が起動します。あとは”Download latest version and recovery”をタップしてWi-Fi設定を行えば自動的にリカバリーが始まりました。その後正常に起動し、一回ソフトウェア更新できますよ正規バージョンへのアップデートが来た後元の状態に戻すことができました。
Huawei eRecoveryは内部のソフトウェアがぐちゃぐちゃになっている状態では使えないことも多いですが、稀に使えることもあるので困った時は一度試してみてはいかがでしょうか?
Huawei通信の管理人です。
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