ついにやってきたHUAWEI Mate9、ファースト・インプレッション

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それはまだ「Ascend」ブランドが残っていた頃。私とHUAWEI端末の出会いはAscend Mate7でした。6インチの大画面を搭載した数少ないスマートフォンだったAscend Mate7との出会いがなければHuawei通信で記事を書くこともなかったでしょう。

そんなことはさておき、HUAWEI Mate9を購入したのでファースト・インプレッションをお届けします。

HUAWEI Mate9は国内でようやく販売されたMateシリーズの最新機種です。Pシリーズと並びフラグシップモデルとなっており、Pシリーズよりも画面サイズが比較的大きいことが特徴です。

Mate 9のスペック

OS Android 7.0 Nougat / EMUI 5.0
CPU Hisilicon Kirin 960 オクタコア、Mali-G71 MP8
RAM 4GB
ROM(内部ストレージ) 64GB
ディスプレイ 5.9インチ、解像度:1,920×1,080,IPS液晶
アウトカメラ 1200万画素(カラー)、2000万画素(モノクロ)
インカメラ 800万画素 / ソフトライトLED
バッテリー容量 4,000mAh
サイズ・重量 156.9×78.9×7.9mm、190g
カラー シャンパンゴールド、ムーンライトシルバー
対応Band LTE:バンド1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19
/20/25/26/28/29/38/39/40/41

W-CDMA:バンド1/2/4/5/6/8/19
その他 USB Type C、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth4.2 

開封

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P9と仕組み自体はほぼ同じ箱です。色が黒くなっていますね。

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付属品です。特にP9との差はありませんが、microUSBからType-Cへの変換ケーブルが付属している点は評価が高いです。また、ACアダプタはP9以前のものより大きくなっています。

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Super ChargeというHUAWEI独自の充電規格に対応した充電器は現状ではこの付属品のみとなります。最大で5V/4.5Aという見たことのない出力です。

本体

それでは本体をみていきましょう。今回はシャンパンゴールドを選択しました。

前面

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初期状態で保護フィルムが貼り付けしてあります。特筆する点は上下の模様でしょうか。

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スピン加工のような模様が描かれていました。

背面

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背面です。NFCの位置(カメラの上)が書かれているのが個人的にはありがたいです。また、背面から見て左側がスピーカ、右側がマイクという記載もありました。

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フィルムを剥がすとこんな感じになります。メタルボディーではあるものの、光沢が有りツヤツヤとした質感となっています。シルバーではこのような加工では無いことを後で知った為、軽く後悔しています。

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どことなくP9のRedやBlueにも近い感じがありますね。

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また、付属のケースを装着するとこのような感じになります。側面は四隅しか守れていない点が少し惜しいです。

側面

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上部。イヤホンジャックと赤外線(リモコン)ポートがあります。側面にヘアライン加工がしてあります。

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下部。左からスピーカー/USB Type-C/マイクの並びとなっています。

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左側面です。音量の上下と電源キーです。従来のHUAWEIスマートフォンに良くあった電源キーの表面の加工がなくなっていました。そしてキーがやや固くなっています。

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右側面です。SIMカードスロットがあります。

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SIMカードスロットはこのようになってます。デュアルSIM仕様となっていますが両方nano SIM、microSDカード利用時にはSIMカードが一枚までしか入れられない点には注意が必要です。

EMUI 5.0

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Mate9は初期状態でAndroid 7.0を採用しています。従来のEmotionUI(EMUI)もそれに伴いバージョン5.0となっており、4.x系から大きく変わっています。 詳細に関しては今後の記事で違いを紹介できたらと思っています。

マルチウィンドウ

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従来のP8maxやMate Sといった端末でもHUAWEI独自で実装したマルチウィンドウ機能はあったものの、EMUI 5.0ではAndroidのマルチウィンドウ機能をベースとした機能を採用しています。
これによって従来のマルチウィンドウ機能よりも対応するアプリが多くなります。 
マルチウィンドウ機能はアプリ履歴キーを長押しすることで利用が出来ます。

表示モード

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画面内に表示される情報量を増やすことが出来ます。小中大の3段階で設定することが可能です。また、開発者向けオプションからDPI値を変更することも可能(こっちに関しては自己責任で)となっているので、Ascend Mate7の頃のようにPCからDPI値をコマンドで変更するという手間も省けます。

ベンチマーク

あくまで性能を数値化する一つの指標としてですが、ベンチマークテストを行いました。AnTuTuベンチマークを利用しています。

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左がMate9、右はP9

結果は上の画像の通り。スコア自体はP9から3万点以上上がってます。特にグラフィック面はかなり向上していますね!

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なお、アイドルマスター シンデレラガールズスターライトステージ(デレステ)に関してはKirin搭載機では割とおなじみの解像度の下がった状態になってしまいます。

この点に関してはデレステの運営が特定のSoCへの最適化をしているためであり、Mate9より性能の低いKirin650を搭載したP9 liteでも端末内の特定の領域の書き換えを行うとデレステが非常に快適に動作します。

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↑色々と書き換えたP9 lite。説明はしないので自己責任で探して下さい。

今後、デレステの運営がKirinへの最適化を行えば快適に動作するはずなので気になる方は運営へ意見を入れてみてはいかがでしょうか。

バッテリー

「超」急速充電

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2%から100%まで1時間55分

HUAWEI Mate9はP9やhonor8の急速充電(9V/2A)を上回る超急速充電(5V/4.5Aまたは4.5V/5A)に対応しています。P9やhonor8よりも大容量なバッテリーを搭載したこの機種ですが2時間ほどでフル充電することが可能となっています。

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超急速充電と表示される

しかし、 この超急速充電に関しては付属のACアダプタと付属のUSBケーブルでなければ利用することが出来ません。付属品に関してはHUAWEIに問い合わせて購入することは可能だそうですが、せっかくならHUAWEIの公式通販で取り扱ってくれれば良いのにと感じます。

超急速充電の他にも従来のHUAWEI独自の急速充電(9V/2A)が可能となっているほか、USB PD規格に対応した充電器でも急速充電(9V/2A)が出来るというユーザーからの報告があります。

バッテリー持ち

せっかくのMate 9、バンバン写真を撮ってバンバンSNSにアップしたいですよね。

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Mate 9は現状私の使い方では一日使うことが可能です。しかし、ヘビーに使うと少し厳しいかなという印象があります。

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例えばある日の使い方では16時から翌日4時までで電池を大半使い切ってしまいました(なお前述のデレステをかなり長時間やっていました)。普通の使い方であればスマートフォンを常時使い続けることは少ないかもしれませんが、ゲームを長時間やるような使い方は向いていないのかもしれません。

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しかし、端末管理アプリの中にある省電力モードを利用すると 電池の減りがかなり落ち着くのでシーンによって使い分けることもオススメします。(なお、省電力モードを利用すると自動同期がOFFになります。)

カメラ

正直に言えばAscend Mate7を使っていた頃、HUAWEIのスマートフォンのカメラは正直あまり良いと感じていなかったのですが、P9やMate9はそんなイメージを覆すのに十分でした。
P9と同じくデュアルカメラでLeicaのロゴの付いたカメラですが、モノクロ側のカメラが1,200万画素から2,000万画素へ進化し、より扱いやすいカメラに進化しました。
まずは簡単な作例です。

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P9と比較してみますが、暗所に関しては更に改善されているように感じます。

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暗所でもクッキリとした写りですね。水面に写るボンヤリ感も良い感じに表現できています。

ズーム機能

Mate 9のカメラではデジタルズーム特有のノイズを抑えて2倍までのズームが可能となっています。

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 まずは等倍。この状態でピンチインすることで2倍にズームします。

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スマホでズームして撮った写真はどうしても汚くなりがちなのですが、2倍まではそこまで違和感なく見ることが出来ます。

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更に6倍までズームすると流石にノイズ感が出てきます。ちなみに、海外ではアップデートで10倍までズームが出来るようになったのですが国内ではまだ未対応のようです。実用性はともかく今後に期待ですね。

DADSは(私にとっては)便利

Mate9は日本国内でのDSDS(デュアルSIMデュアル待ち受け)に対応しています。従来のモデルでもDADS自体に対応したモデルはあったものの、4Gと3Gの組み合わせで国内で利用出来るのはMate9が初となります。

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例えば、カケホーダイ契約で月で使えるデータ容量の少ないSIMとデータ通信専用のMVNOの大容量SIMを組み合わせて使えばデータ用端末と通話用端末の2台を1台へまとめることが可能となります。私の場合はY!mobileとIIJ mioの組み合わせで利用していますが、特に問題はありません。

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コツとしてはキャリアアグリゲーションをOFFにすると良い(気がする)。

また、自己責任ではあるもののau VoLTE SIMとdocomo系のSIM、Y!mobileのSIMカードでの組み合わせも可能です。Mate9はVoLTEに対応していないのでau VoLTE SIM側での通話は出来ません。

更に進化?!指紋センサー

HUAWEIスマートフォンの指紋センサーはMate 7の頃から使いやすかったのですが、Mate SやP9でかなり読み込みの速度が向上され、一瞬で読み取られるようになりました。
P9レベルでも十分に満足できるのですが、Mate 9を使ったら更に早くなっていたのです。ものすごく驚きました。

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触れやすい場所にあるのもGood!!

ほんの一瞬置いただけでもロックが解除されるので本当に指紋を読み込んでいるのか心配になる程に早いです。 (他の指を置いたら当たり前ながらロック解除されませんでした。)
また毎度おなじみのEMUIの機能として指紋センサーを下にスワイプすると通知領域が表示されます。せっかくなら二回スワイプしたらトグルスイッチ類が全部表示されれば更に良いかなと思います。

短期的に利用して

まだ1週間しか利用していないということもあって、まだ多くを語ることは出来ないのですが、現状では満足しています。

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まさか数日後に出るなんて…。

買った数日後にMate 9のブラックが追加されたという点以外に関しては、強い不満というのは感じていません。

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撮影画面もシンプル

特にカメラは凝らなくても完成度の高い画像が撮影が出来るので専門の知識が無くても楽しめます。内蔵ストレージも64GBと潤沢にあるのでコレまで以上にカメラを思う存分撮れる他、前述のDSDSもストレージの心配なく使えます。
逆に不満点を挙げると下記の通り。

  • 電池持ちはもう少し頑張って欲しかった。
  • 充電器やケーブル等の純正品を公式の通販で扱って欲しい。
  •  イヤホンジャックの位置は下が良かった。
  • 指紋センサーへのボタン機能(honor8のような)が欲しかった。
  • au VoLTEやCA_1-3/1-3-19/41C等のモバイルネットワーク周りの充実。

後半は特に個人のわがままも含まれてしまっているような感じがしますが、P9では対応していたCA_1-3が省かれている点は少し残念に感じられます。(東名阪エリアでしか利用は出来ませんが…。)
しかし、Ascend Mate7難民のあなたやNexus6難民の受け入れ先としては十分な端末かと思います。EMUIの癖も4.x系に比べればかなり解消されているようにも思える為、iPhoneのPlusモデル(大きい方)を利用している方にもオススメです。

Author:こにこす(@konicos0916

Ascend Mate7を買って以来HUAWEIの端末デザインや、斬新な機能達に感動しファンになりました。これまで買ったHUAWEI端末は数知れず。アイコン画像は実際に所持していた端末の画像です。
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コメント

  1. 蓬莱の猫 より:

    Mate9いいですよね。私も使ってますが、こだわらなくても綺麗な写真が撮れてすごいです。

  2. honor8愛用者 より:

    Kirinによるデレステプレイで辿り着きました。
    当方、honor8を購入しデレステをプレイしておりますが、以前のSnapdragon機と比較するとやはりかなりジャギーが気になっております。
    記事内に、「特定領域の書き換えを行うことで快適に動作する」と書かれていたことが気になり、自分なりに調べてみましたがなかなか該当する方法に辿り着けません。

    「自己責任で」と書かれているところ恐縮なのですが、どういった調べ方をすれば上記の方法に辿り着けますでしょうか。

    不躾では御座いますが、もし可能であればヒントを頂ければ幸いです。