Huaweiは現在開催中のMWC2017にてKirin960やLeica Dual-Camera 2.0を搭載した「HUAWEI P10」と「HUAWEI P10 Plus」を発表しました。
発表段階でグリーンやブルーなどのカラーバリエーションが 増えています。また現時点では日本は一次販売国から外れています。価格はP10が649ユーロから、P10 Plusが699ユーロからとなっています
HUAWEI P10とP10 Plusのスペック
HUAWEI P10(VTR-L09) | HUAWEI P10 Plus(VKY-L09) | |
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OS | Android™ 7.0 Nougat / EMUI 5.1 | Android™ 7.0 Nougat / EMUI 5.1 |
SoC | HUAWEI Kirin 960 CPU, Octa-core 4* Cortex A73 2.4 GHz + 4*Cortex A53 1.8 GHz | |
ディスプレイ | 5.1 inch FHD, 1920 x 1080, 432 PPI | 5.5 inch, 2K, 2560 x 1440, 540 PPI |
RAM+ROM | 4 GB RAM + 32 GB ROM, 4 GB RAM + 64 GB ROM, 4 GB RAM + 128 GB ROM | 4 GB RAM + 64 GB ROM, 6 GB RAM + 128 GB ROM, 6 GB RAM + 256 GB ROM |
アウトカメラ | 2000万画素モノクロセンサー + 1200万画素カラーセンサー、F2.2 光学手ブレ補正(OIS)、Dual-tone Flash、PDAF + CAF + Laser + Depth Auto Focus、2x Hybrid Zoom、4K Video Recording |
2000万画素モノクロセンサー + 1200万画素カラーセンサー、F1.8 光学手ブレ補正(OIS)、Dual-tone Flash、PDAF + CAF + Laser + Depth Auto Focus、2x Hybrid Zoom、4K Video Recording |
インカメラ | 800万画素 (開口部F2.4 / FF / BSI) | 800万画素 (開口部F1.9 / AF) |
バッテリー | 3200mAh | 3750mAh |
GPS | GPS / Glonass / Galileo / BDS | GPS / Glonass / Galileo / BDS |
ネットワーク(LTE) | FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29、TD-LTE: Bands 38/39/40 | FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29、TD-LTE: Bands 38/39/40 |
サイズ | 69.3×145.3×6.98mm, 145g | 74.2×153.5×6.98mm, 165g |
カラー | Ceramic White, Dazzling Blue, Dazzling Gold, Graphite Black, Mystic Silver, Rose Gold, Greenery | |
その他 | 指紋認証、Wi-Fi a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)Bluetooth4.2(support BLE) |
HUAWEI P10とP10 Plusの特徴をおさらい
PANTONEのコラボレーションによるカラバリ
PANTONEとコラボしP10にはグリーンという新色が追加されました。前面はホワイトになっており、フレッシュなグリーンとの組み合わせは目を惹く美しいデザインになっています。
P9でも後からブルーとレッドの新色が追加されましたが、写真を見る限りP9のものとは少し印象が変わりそうですね。
P10とP10 Plusで少し違うカメラ
どちらもデュアルカメラを搭載しておりP9から性能向上はしているのですが、P10とP10 Plusではカメラに違いが存在します。P10 PlusはLeica Dual Camera 2.0 Pro Editionとなっており「SUMMILUX-H」というF値1.8のより上位のレンズを採用しています。また両機種ともに光学式手ブレ補正や4Kでの動画撮影に対応しています。
指紋センサーは前面に
P10では指紋センサーが前面に移動しました。Mate 9 Proでも同様に前面に移動していましたね。指紋センサーはナビゲーションキーの役割も兼ねており、短いタップで戻る、長いタップでホーム、右か左にスワイプすることでタスクキーの役割を果たします。この変更については賛否両論あると思いますが、個人的には机においたときに持ち上げることなくロック解除が可能になるので評価が高いです。
Kirin960で高速動作
Mate 9にも搭載された最新のKirin960を採用し動作が高速になったほか、P10ではRAM4GBモデル、P10 PlusではRAM6GBモデルが用意されさらなる快適な動作が期待できます。
一次販売国は外れたものの…
HUAWEI P9は日本国内でも販売され、新色も追加販売されるなどSIMフリースマートフォンとして人気を博したモデルとなりました。ならP10もすぐに販売されても…と思うところではありますが、少し時間がかかるようですね。
今月novaシリーズを発表したばかりで、発表が立て続けになってしまうのがまず一点ありますね。 二点目としてはもしかしたら日本国内向けにおサイフケータイなどに対応してよりローカライズされた形で出るかもしれないという点があります。
何れにせよ、P9から正常進化したP10の販売が待ち遠しいですし、Plusモデルの販売も期待したいところではありますね。
Source: Huawei 1 | Huawei 2