3月1日に行われた、ASUSさんのイベント「ZenTour 2016 in OSAKA」に参加して来たので、そのイベント記事の第二弾になります。前回はイベントでの展示端末紹介編ということでしたが、今回はイベントでASUSさんがしてくださったプレゼンや、その後実際にASUSの中の人と話して出てきたこぼれ話を書いていきたいと思います。
前回同様、注意点として、イベントに申し込まれてない方はそのままイベントレポートを楽しんでいただけると良いのですが、イベントに申し込まれた方はネタバレになってしまう部分もあると思うので、その点を注意して読み進めていただくようお願いします。
小ネタ集は、下の方にあります。
目次
イベントでのスライド
あいさつ的なもの
まずはイベントのスケジュールです。イベントは三部構成で、まず挨拶、そしてZenFone Zoomに関するプレゼンテーション、そしてタッチアンドトライという形でした。
ZenFanに関する説明もありました。オフィシャルリリースをリアルタイムで受信できたり、新製品の発表会に参加できたり、ファンイベントに参加できたりするそうです。
ASUSの中の人は、ZenFanはASUSファンに限られた「特別な」ものなんですよ~とおっしゃっていました。(Huawei通信の管理人はASUSも好きなので参加して全く問題なかったというわけです。)
Zenシリーズに関して解説してくださったのは、ASUS System Tem マーケティングのKnightさんと、System Tem テクニカルプロダクトエンジニアのAndyさんがプレゼンをしてくださいました。(編集上の都合により、お二人の部分はカットしています。決してお顔がアレだったというわけではありません。お二人共イケてるメンズでした。)
Knightさんは、ASUS JAPANのYoutubeで開封の儀などの動画を作っておられたりもします。中央がKnightさん、右にいるのがAndyさんになります。
Andyさんは、Zenシリーズのローカライズに関わられているようで、展示されていた殆どのZenシリーズに関係しているとも仰っていました。(ここ重要です)
ASUSについて
”IN SEARCH OF INCREDIBLE”(挑め、想像を超えたその先へ。)、ASUSさんのスローガンですね。有名なところでは日立製作所のの”Inspire The Next”でしょうか。Huaweiでは、”Make it Possible”がそれに近い言葉になると思います。
“Make it Possible” is not a slogan, it’s a mantra.
参考リンク
“Start with People”ということで、ASUSは製品を作るときに、使う人が何を考え、感じるかなど、製品を利用する人の事を第一に考えて製品を作っていると言っていました。
ここで、Firrst Zen seriesは何でしょうという軽いクイズが出されました。管理人が頭をひねっている横で、すっと「ZenBook」と答える人がいてFan度合いの圧倒的な差を感じました。
Zenは、漢字で表した時の禅から来ており、禅の行雲流水をイメージしているそうです。その理念から、ASUSの製品には無駄なソフトウェアなどを入れない様にしているとのことです。
そして、ZenBook UX305UAについての説明。以前のモデルではCore m搭載でスペックが低いところもあったが、今回からCore iシリーズのCPUを採用しスペックが向上したとのこと。
Zenシリーズとしてでた、一体型パソコンのZen AiO。実機を見ましたが、4Kディスプレイ搭載で画面が非常に綺麗でした。
ZenPadシリーズについても説明がありました。ZenPadのポイントとして、アクセサリーとして販売されているカバーを使用することで、バッテリーの持ちをよくしたり、オーディオカバーでスピーカーの音質もよくできるとのこと。
ZenFone Zoomについて
そして、本題のZenFone Zoomの説明になりました。
その前に、BCN AWARDの2016年新設部門のSIMフリースマートフォンで初年度の第1位になったとの説明がありました。
ZenFone Zoomは、カメラだけでなく、デザイン・パフォーマンス面でも高いレベルを追求したそうです。
フレームには金属素材を使用し、アルマイト加工や、フレーム周りにはダイヤモンドカットを施すなど、美を追求したデザインになっています。
最薄部は5mmに厚さで、普段使用するのに困らない分厚さになっています。Good Desin賞も受賞しており、単にASUSが自慢しているわけではなく、世間にこのデザインが認められているということを強調されていました。
背面カバーには本革を採用したモデルもあり、触った時の質感にも力を入れたとのこと。
全モデルに、本革製のストラップも付属し、カメラとしての使い勝手も考えられています。
ZenFone Zoomは、HOYA製のcubeと呼ばれるズームモジュールを使用し、10枚のレンズを搭載しています。この枚数は現在販売されているスマートフォンの中でもかなり多い方になります。
デュアルプリズムモジュールと呼ばれる、光学ズームを可能にしているパーツは、カメラレンズの下方向に収められています。
最近、他社のフラッグシップスマートフォンにも搭載される様になった、OIS(光学式手ぶれ補正)も搭載しています。中の人は、特にズームした時にOISの効果が出ると仰っていました。
シャッターボタンだけでなく、録画ボタンもあり、直感的な操作が可能になっています。
光学式ズームはペットの写真を取る時などにも効果的だとも説明されていました。ペットにカメラを近づけると、ペットが警戒していしまい、自然な写真が取れない一方、光学式ズームだと、遠くはなれていても綺麗に自然な写真が取れるので、ペットの写真をよく撮影する方にも、Zoomはおすすめだと言われていました。
RAMは4GB、CPUにはintel製のAtom Z3590を搭載し、PC並のスペックを兼ね備えた性能怪獣とも。
バッテリーは3000mAhのものを搭載しています。充電時間は、0%~60%まで39分で可能になっています。中の人も、この数値を見た時「ほんとに充電できるのか?」と疑ったそうですが、発表会前に実際に試してみて本当だったので、間違いないと念を押されていました。
イベントに関するスライドは以上です。スライドに関しては、全てを網羅しているわけではありませんが、主だったものを殆ど抑えています。
イベント中にASUSの中の人が話して下さったこぼれ話
ZenFone Zoomの本革カバーは当初アクセサリーの予定だった
中の人によると、ZenFone Zoomの本革カバーは当初アクセサリーの予定だったそうで、プラスチックカバーのモデルのみ販売する予定だったそうなんですが、会長がZoomにプレミア感を持たせたいということで、本革カバーのモデルも用意されたそうです。
ASUS本社では、製品と直接関係のないワークショップが開かれる
上の「Zen(禅)」関連で出てきた話なのですが、ASUS社内では、様々なワークショップが開かれており、陶芸や椅子など、一見すると製品づくりには関係のない様なワークショップも行われ、社員がそれに取り組んでいるとのことです。
光学式手ぶれ補正は常時ON
カメラアプリ内には、手ぶれ補正に関する設定があるそうなのですが、それは他のZenFoneにも搭載されている、電子式手ブレ補正のもので、OISは設定せずともONになっています。
ASUSは一番が大好き
ASUSは、世界一や日本一といった一番が大好きということで、常にそれを意識しているとも言われていました。その証拠に4GB RAM搭載の端末はZenFoneが日本で一番始めに販売されたスマートフォンになります。
ASUSもいいぞ
ZenTourのイベントは、「もう終わり!?」と思うくらい楽しい時間で、時間が立つのを忘れて、製品を触ったり、中の人とASUS談義できる素晴らしい時間でした。
Webページを見たり、家電量販店で端末を触っているだけでは、手に入れることが出来ない話を聞くことができるので、正直な所、製品提供無しでも参加したいイベントでした。今回この様な、最高のイベントに参加させていただいた事を、この場を使ってASUSさんには感謝したいと思います。「ありがとうございました。」
Huawei通信の旧管理人です。
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