TSMC、米制裁によりファーウェイからの新規受注停止、新しいスマートフォンは生産できるのか….

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日本経済新聞の電子版によると、米国による制裁を受けてファーウェイからの新規受注を停止したそうです。

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TSMCからの受注停止はどうなる?

TSMC、ファーウェイから新規受注停止 米制裁強化受け
■米国の製造装置を使用ならファーウェイに輸出できず■基幹半導体の供給遮断、5Gスマホ開発に影響■米中ハイテク覇権争い、供給網の分断リスク鮮明に

HuaweiスマートフォンのHisiliconのSoC(CPU)に当たる部分を製造しているのがTSMCで、そこで受注停止するということは実質スマートフォンの心臓を製造することができなくなります。一部Honor Play 4Tに搭載しているSoC「Kirin 710A」は中国のSMICが担当していたりもしますが、ほとんどのSoCや5G基地局向けの半導体はTSMCであることが多く、今後の見通しが不透明になっています。

勿論TSMC自体も、売上高比率が1~2割と言われているファーウェイからの取引がなくなることは打撃ですが、逆に米国企業との取引を考えるとリスクを鑑みて、受注停止になった模様です。

生産の代替先を見つけたり、自社で生産能力を高めるにも一定の時間はかかる可能性が高く、今後のスマホやタブレットがどうなるかは現時点では先行き不透明ですね。

Source:日本経済新聞 電子版

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