スマートフォンやタブレットの端子部分に挿入するだけで利用することが可能な、スマート翻訳機「Timekettle Zero」をこの度機会があって提供してもらうことになりました。
最近は、いろいろな翻訳機が家電量販店などでも販売される他、翻訳アプリが充実してきています。しかし、その一方で、あえてスマートフォンに挿し、音声の方向を認識することに力点が置かれています。実際に使ってみて、これを使うメリットをメインに紹介していきます。
Timekettle ZeroをMakuakeでチェック!
本日4月2日よりMakuakeにてクラウドファンディングが開始されています。ちなみにIndigogoでは2回クラウドファンディングを行っており、資金を集めることに成功しています。
Timekettleとは?
翻訳機を主に作成しているメーカーで、今回紹介する「Zero」は2つ目の製品となります。Indigogoでのクラウドファンディングに成功しており、一つ前には「WT2」というヘッドセットタイプの翻訳機を出しており、今回の「Zero」とともに無事成功している様です。
単純に翻訳することに重点を置いているというよりは、会話をするということに重きを置いている様に見えます。
WT2 PlusはケータイWatchなどでも紹介されています。
Zeroの開封の儀
パッケージ自体は商品本体が見えるシンプルなデザイン。
内容物は、翻訳機本体と説明書。
MediaPad M6に実際さしてみましたが、非常にコンパクト。スマートフォンであっても目立つ様なサイズではなく、かなり小さいですね。筆箱や財布の小銭入れなどにもすっぽり入ってしまうレベルで、持ち運びに困ることはなさそう。
いろいろな機能の紹介
- 翻訳モード
- 会議モード
- インタビューモード
- テキスト翻訳:入力した言語を他の言語に翻訳
主な機能としては上記の4つ。翻訳に関しては文字通り音声を認識して翻訳。会議モードとインタビューモードに関しては
翻訳モードの魅力
方向を認識して言語を切り替え
上記の画像の様にスマートフォンやタブレットを机の上に配置して使うことが想定されていますが、向きさえ水平であれば手持ちでも問題はありません。
上側には向かいに座って話す人の言語を、手前側には自分の言語を選択します。そうすると自動的に相手が話したことを自分の言語に、自分の話したことを相手の言語に翻訳される様な仕組みになっています。
翻訳した文章はそれぞれの言語で翻訳され、音声の即時読み上げも可能で、会話が取りやすくなっています。聞き取れなかった場合は、画面をみて文字で理解することもできますね。フォントサイズも調節できます。
筆者の拙い英語でも問題なく聞き取ってくれ翻訳を行えていたので、音声認識能力は高めです。
言語も豊富
言語選択も豊富で、英語だけでもアメリカ、イギリス、インド、シンガポールなどなどあり、同じ言語でも地域によるバリエーションが用意されている他、対応している言語数も魅力的です。
会議モードとインタビューモード
会議モードでは4方向からの音声認識をし、インターンビューに関しては対面に向かい合わせた状態で、文字起こしが可能。また記録した文字に関してはクリップボードなどに書き出すことが可能で、あとで議事録としてテキストに残すことができます。音声も記録されているので、録音アプリ的な使い方も可能です。
テキストの書き起こしは可能なので、音声データの書き出しなどにも対応してくれると、翻訳以外の場面でも利用しやすいかも知れません。
安いし、オフライン入力モードも期待!
翻訳機として有名なポケートークSなどは3万円前後の価格で、翻訳機として特化しているとはいえ、海外旅行などのために購入するのには足が引けるところ。しかしTimekettle Zeroならば6,380円から入手可能で比較的安価で、スマートフォンを特化型の翻訳機の様にしてくれるのが魅力。しかも翻訳機としてだけではなく、インタビューの文字起こしなどでも力を発揮する点が非常に良いですね。
iOS端末向け、 日本語⇔中国語、英語⇔中国語 の双方向オフライン音声翻訳が完成しました。 4G/Wifiなどの通信環境がなくても翻訳が可能。現在、Andorid端末向け、日本語⇔英語などの他言語のオフライン翻訳を実証試験中。*正式なリリース時期は完成次第、順次更新/発表いたします。
現時点では正式な機能として実装されていませんが、上記の様にオフライン翻訳や日本語へのローカライズも積極的に取り組んでおり、今後にもかなり期待が持てる製品ですね。
Timekettle ZeroをMakuakeでチェック!
- Amazon
- 楽天市場
- Yahooショッピング
Huawei通信の旧管理人です。
コメント