ノッチ、ポップアップ…..ベゼルレス化が進む中で各社が対応に苦慮しているのがインカメラの存在。
ベゼルが細くなるにつれ、インカメラ配置に悩み置き所を考える必要に迫られてきている昨今のスマホやノートPC業界。インカメラはなくしたくても、セルフィーの需要が高く消せない機能であるところも厄介な点であると思います。
今回はHuaweiが講じている対策や他社の傾向をまとめてみたいと思います。
これまで登場したインカメラ方式
ベゼル上
Mate 10シリーズやnova lite 2、他社製品ではGalaxy S8、Mi Mixなどの製品で使われているこの方式。ベゼルレス化する前から配置されていた方式なので違和感はなく、ユーザーにとっても違和感がないのが利点。
欠点?としてはインカメラの幅の分はベゼルが削れないのが難点。一番無難な方式と言えるでしょう。
ノッチ
次期フラッグシップP20でも採用されると噂のノッチ式。Essential PhoneやiPhone Xなどで搭載され、最近ではこの方式を採用するスマホが一気に増えました。
利点としてはデザインに目新しさがある点、iPhoneはこれを利用して新しい操作を取り入れました。欠点としては表示が欠けたり、処理が下手だとださくなったりする点ですね。
筆者としてはiPhone Xの様にソフトウェア面でもカスタマイズされていれば全然OKですが、工夫されていないと搭載する意味のない方式ですね。ノッチが好きでない人も多くいるので。
ポップアップ
パソコンですがMateBook X Proで採用されたポップアップ方式のインカメラ。薄さとベゼルレスを追求した結果出てきた新しい解決策。MWC2018ではVivoがAPEXというポップアップ式インカメラを搭載したスマホを出し話題になりました。
利点としてはノッチのように違和感がないことや、完全ベゼルレス化が可能な点でしょう。ある意味現時点のベストな方法かもしれません。欠点としては飛び出す機構を搭載する点ですね。これまでになかった機構を搭載するので、その分厚くなってしまったり出てこなくなったときその機能が使えなくなる点には注意する必要がありそうです。
回転式
すごく懐かしい方式ですが、回転式カメラという方法もあります。HuaweiのスマートフォンではHonor 7iがこれを採用していましたね。OPPO N1などもこのカメラでした。
利点としてはアウトカメラもインカメラを流用するので画質が良くなることですかね。欠点としてはポップアップ同様、機構分厚くなってしまったりする点でしょうか。
ディスプレイ内蔵式指紋センサーがあるなら…
VIVO X20 Plusがディスプレイ内蔵式の指紋センサー搭載スマホを出したのは記憶に新しい所。こちらもまだまだ出てきたばかりの技術なのですが、ここまでくればディスプレイ内蔵式のインカメラが出てきそうなものですよね。
魅せ方や使い勝手が一番
ベゼル上にインカメラがあるのは普通ですが、ノッチやポップアップなどでインカメラを搭載するのも、使い方さえ間違えなければ悪くない手段と言えるでしょう。
表示が欠けたり使い勝手が悪くなってしまえば、その製品のユーザーからの評価は悪くなってしまいます。筆者としてはどれでも良いのですが新たな方式に挑戦するのであれば、使い勝手を考えたスマートフォンづくりをしてもらいたいものですね。
Huawei通信の管理人です。
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