Huaweiから販売されている「MateBook X」、ASUSから販売されている「ZenBook 3」。どちらも薄型ノートPCで性能の似通った製品ですが、今回は実際にどのくらいの違いがあるのかなど実際に触ってみて感じたことをレビューぽくまとめてみます。
性能
MateBook X | ZenBook 3 | |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
CPU | Core i7/i5 | Core i7-7500U / i5-7200U |
ディスプレイ | 13インチ(2,160 x 1,440)、IPS, Corning Gorilla Glass |
12.5インチ(1,920×1,080), Corning Gorilla Glass4 |
RAM | 8GB | 8/16GB DDR3 |
内部ストレージ | 256/512GB | 256/512GB |
インカメラ | 100万画素 | 30万画素 |
バッテリー | 41.4Wh | 45W |
センサー | GPS、環境光、加速度 | GPS、照度センサー、加速度センサー |
ネットワーク関連 | Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.1 |
Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.1 |
インターフェイス | USB-C x 2、 イヤホンジャック |
USB3.1(Type-C)×1、 イヤホンジャック |
サイズ・重量 | 286 x 211 x 12.5mm、1.05kg | 296 × 191.2 × 11.9mm、約910g |
カラー | i7:プレステージゴールド/ i5:スペースグレー、ローズゴールド |
i5/ i7ロイヤルブルー、 i5のみ:ローズゴールド、グレー |
CPU/RAMなど
CPUに関しては以下の記事を見る限りMateBook XもZenBook 3と同じCore i5-7200U又はi7-7500Uを搭載しており、搭載しているものに違いはない模様。
RAMはMateBook Xは一律に8GB、ZenBook 3に関してはCore i7のモデルが16GBのものを搭載しており、より高性能なものを求めるならZenBookですね。
ファンレスorファンあり?
同じCPUを搭載していますが、MateBookがファンレス、ZenBookがファンありという違いがこの2機種にはあります。ファンレスであれば騒音がなく静かというメリットがありますね。ファンありの方が放熱性能が高そうに思えますが、MateBook Xも放熱性能には力を入れているようで、このあたりは実際に使ってみないとわからないところでしょう。
指紋センサーの位置
指紋センサーの位置も異なります。ZenBookはトラックパッドの右上に、MateBookはキーボードの右上に電源ボタンと一体型のものが備わっています。すぐにトラックパッドで操作できるのはZenBookの良い点ではありますが、段差になっておりデザインがスポイルされていることを考えるとMateBook Xの方が筆者は好みですね。
端子の数
端子の数はZenBookがUSB Type-C一つなのに対し、MateBookは2つ。一つでも充電時でなければ問題無いかもしれませんが、片側の端子が塞がっていてももう一方の端子を使用することができます。
自宅で使用する際、外部ディスプレイに繋ぐことがあったり、端子をよく使うと想定される方はMateBook Xの方が良いでしょう。
価格は?
公式オンラインストアでCore i5/RAM 8GB/SSD256GBモデルの価格比較をすると、MateBook Xが156,384円(税込)、ZenBook 3が150,984円になっています。
Core i5モデルはMateBookが156,380円、ZenBookが133,100円に。
Core i7モデルはMateBook Xが185,790円、ZenBook 3が176,610円となっており、2016年11月発売のZenBook 3の方が2017年7月発売のMateBookよりも発売期間が長く値下がりしていますね。
単純に性能だけを見るならASUSの方がコストパフォーマンス高め。ただ、指紋センサーの位置、端子の数、デザインなど似ていながら違う部分が色々あり、このあたりは実際自分が使う状況を想定してみて購入を検討する必要がありそうですね。
Source:Huawei | ASUS
Huawei通信の管理人です。
コメント
matebook xのサイズと質量が大きく間違っています!正しくは以下です。
幅:286mm 縦:211mm 厚さ:12.5mm 重さ:1.05 Kg
指摘ありがとうございます。修正いたしました