Huaweiは10月16日、ロンドンでフラッグシップスマートフォンとなる「HUAWEI Mate 20 / Mate 20 Pro」を発表しました。
この記事ではMate 20とMate 20 Proの価格や性能、注目すべき特徴をまとめています。
Mate 20 / Mate 20 X / Mate 20 Proのスペック
Mate 20 | Mate 20 Pro | |
---|---|---|
OS | Android 9.0 Oreo / EMUI 9.0 | |
SoC | HUAWEI Kirin 980 | |
ディスプレイ | 6.53インチ, IPS, FHD+ 2244 x 1080 | 6.39インチ, OLED, 2K+ 3120 x 1440 |
RAM | 4/6GB | 6/8GB |
内部ストレージ | 128GB | 128/256GB |
アウトカメラ | 1200万画素 (広角, f/1.8) + 1600万画素 (超広角, f/2.2) + 800万画素 (望遠, f/2.4), AIS |
4000万画素 (広角, f/1.8) + 2000万画素 (超広角, f/2.2) + 800万画素 (望遠, f/2.4), AIS |
インカメラ | 2400万画素, f/2.0 | 2400万画素, f/2.0, 3D Depth Sensing Camera |
バッテリー | 4,000mAh | 4,200mAh, Qi対応 |
ネットワーク | FDD:B1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28, TD:B34/38/39/40/41 |
FDD:B1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32, TDD:B34/38/39/40 |
Wi-Fiなど | 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 5.0 | |
GPS | GPS (L1 + L5 dual band) / AGPS / Glonass / BeiDou / Galileo (E1 + E5a dual band) / QZSS (L1 + L5 dual band) |
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サイズ・重量 | 158.2 x 77.2 x 8.3 mm、188g | 157.8 x 72.3 x 8.6 mm、189g |
カラー | Midnight Blue, Black, Emerald Green, Twilight | |
その他 | 指紋認証、イヤホンジャック | 画面内指紋認証、顔認証、防水防塵(IP68) |
両機種ともに同様のSoCを採用しており、基本的なスペックは同じ。違う点としてはMate 20 Proが6.39インチと少し小さめのディスプレイを採用し(Mate 20は6.53インチ)、より高性能なカメラを搭載する点とイヤホンジャックが廃止されている点、防水防塵(IP68)に対応している点となります。
価格
Mate 20は、4GB/128GBモデルが799ユーロ(約103,798円)、6GB/128GBモデルが849ユーロ(約110,293円)となっています。発売日は10月16日より。
Mate 20 Proは6GB/128GBモデルが1049ユーロ(約136,285円)で発売日は10月16日から。
両機種ともに性能がモンスター級になったとともに、価格もお高めの設定になっています。
Mate 20の特徴まとめ
トリプルカメラ搭載
P20 Proでは2000万画素モノクロ、4000万画素RGB、800万画素望遠でしたが、1200万画素 (広角, f/1.8) + 1600万画素(超広角, f/2.2) + 800万画素 (望遠, f/2.4)という構成へと大幅に変化しており、注目ポイントとしては超広角レンズを搭載し、よりダイナミックな写真が撮影可能な点に注目です。
カメラだけのノッチ
Mate 20はIPS方式の6.53インチディスプレイを搭載。Mate 20 Proと異なる点としてはノッチがカメラ部分のみのタイプとなっている点です。
指紋認証は画面内ではなく、背面になっています。
新色エメラルドグリーン
カラーバリエーションはMidnight Blue, Black, Emerald Green, Twilightの4色展開。P10 Plusには黄緑色の様なカラーもありましたが、今回はその名の通りエメラルドの様に深い緑色になっています。
Mate 20 Proの特徴
画面内指紋センサー
Mate 20 Proは指紋センサーを搭載していますが、ついに画面内内指紋センサーを採用しています。P20 Pro発表時に出てきたPORSCHE DESIGN Mate RSでも搭載されてはいましたが、こうして手の届く価格?で出てくるのは初めてですね。
ラウンドしたディスプレイ
Mate 20 Proは無印モデルよりも少し小さい6.39インチのOLED方式のディスプレイを搭載。ノッチはP20シリーズでもあった幅が広めのノッチで、ディスプレイのサイド部分はわずかにラウンドしているようにも見えます。
Qiや防水防塵機能も
Mate 20 Proは4,200mAhのバッテリーを搭載。ワイヤレス充電にも対応しQi規格でも使えるほか、この機能を利用してワイヤレスで電源をやりとりする機能も備わっているそうです。
その他にもIP68規格の防水防塵にも対応し死角のないスマートフォンに仕上がっています。
さて国内発売はどうなる?
例年の流れで行けばmate シリーズはMate 9、Mate 10 Proの様にどちらか一機種しか販売されてきませんでした。しかし最近ではP20 Proをキャリアから、P20をSIMフリーで販売されており、Mate 20とMate 20 Proともに国内販売される可能性は十分にあると思われます。
どうなるかはわかりませんが、SIMフリースマートフォンにもおサイフケータイ(Felica)を搭載したスマホは他社から販売されており、SIMフリーモデルに関しても待望のおサイフケータイ搭載しての販売を期待したい所ですね。
Source:Huawei 1| 2
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