HuaweiがMate 20シリーズの発表と共に出してきたMicro SDの代替手段としての「NMカード」。MicroSDよりもコンパクトなものの価格があれなので、ダメな点をまとめてみることにしました。
Micro SDよりも遥かに高い
とりあえずヨドバシカメラでのNMカードの販売価格をチェックすると、128GBのもののみが現在販売画面にでており、USBリーダー付きで価格は22,680円(税込)となっています。
MicroSDの128GBは?
Micro SDカードは購入する規格やものにもよりますが安いものだと4000円程度から購入でき、NMカードとの単純価格は5倍ほど違います。
Amazonなどでも様々なメーカーから販売されており、入手もしやすくなっています。
海外だともっと安い、容量も豊富
海外で販売されているNMカードは、Amazon.comなら128GBが69.99ドル(約7,943円)だったり、カードリーダセットの128GBのものはAliexpressだと85.98ドル(約9,756円)で販売されており、国内の半分くらいの価格で購入することができます。
さらには、最小の64GBのカードが4,500円程度で販売されていたりなど、それでもMicroSDよりは高いものの、国内で販売されているものに比べて遥かに安い値段での購入が可能になっています。
サードパーティと搭載可能端末の増加が鍵か?
とりあえずのところ、NMカードを利用できるスマートフォンやその他のガジェットも非常に少なく、これから普及していくかどうかは微妙なところ。サードパーティー製のNMカードが出てきて値段が安くなったり、他社のスマートフォンやカメラ、パソコンなどで包括的に利用できる様になっていくかといったところが普及の鍵となりそうです。
筆者として現状は、もともとMate 20 Proが128GBでは足りないシングルSIMの256GBモデルが欲しかった、なんて人以外にはおすすめできる代物ではないと思います。容量も128GBもあるので日常生活で使う分には問題ないはず。足りなくなりそうでもクラウドやパソコンなどと併用すればある程度はカバーできるはずなので、Mate 20 Proを買ったからすぐさま必要かと言われれば微妙なところ。
256GBモデルを購入する感覚
上の製品はRAM8GBモデルにおける、128GBと256GBモデルの価格差(輸入にはなりますが)。大体2万円くらいですね。国内でSIMフリー版に128GBのNMカードを指して256GBモデルとして使ったときと同じ位ですね。ただNMカードを利用するとシングルSIMでの使用しかできないというデメリットがありますが、その点を許容できるなら買っても良いのかも。
おすすめではない
128GBで2万円もするカードなのでNMカードはおすすめではないです。しかもパソコンやカメラなどでも利用しづらく汎用性も低いとあるので、キャンペーンなどで安くなったり、状況の変化がない限りは様子見が良いのではないかと思いますね。
Huawei通信の管理人です。
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