4GBRAMに2Kディスプレイ搭載、honorブランドのフラグシップモデル「honor V8」を発表

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HUAWEIは自社のhonorブランドで展開するスマートフォンのフラグシップモデルとなる「honor V8」を発表しました。

スペック

OS Android 6.0 EMUI 4.1
CPU Kirin 950 オクタコア (2.3 GHzx4コア+1.8 GHzx4コア)
RAM 4GB
ROM(内部ストレージ) 32GB/64GB
ディスプレイ 5.7インチ フルHD(1,920×1,080)
※一部モデルはWQHD(2,560×1,400) 
アウトカメラ 1,200万画素 デュアルカメラ
インカメラ 800万画素
バッテリー容量 3,500mAh
サイズ・重量 157.00×77.60×7.75(mm)
カラー シルバー/ピンク/ゴールド
LTE対応Band モデルによって異なるため後述
その他 指紋センサー/VR/スマートキー/VoLTE/CA/USB Type-C

honor V8の特徴

RAM4GB&Kirin950搭載のハイスペック仕様

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Kirin950はMate8に使われたCPUとなっており、発表当時はAnTuTuベンチマークのランキングのトップになるほどの高スペックなモデルとなっていました。先日発表されたP9ではカメラ系の処理スペック等を向上させたKirin955を採用していますが、スペック自体はそれほど差はありません。また、RAMも4GBとフラグシップな仕上がりになっています。

2Kディスプレイ搭載

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一部のモデルではWQHD解像度のモデルも販売される予定です。HUAWEIとしては(Nexus6Pを除いて)初となるWQHDモデルとなります。

P9並のカメラ

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P9ではLEICA監修の1,200万画素デュアルカメラを搭載していましたが、V8も1,200万画素デュアルカメラとなっています。しかし、honor V8にはLEICA監修とは書かれていないため、P9の一部機能が利用できないかもしれません。

しかし、片方は白黒で片方はカラーという組み合わせ自体はP9と変わらないためスペック自体はP9レベルのものとなっています。もちろん、デュアルフラッシュとレーザーオートフォーカス機能も搭載されて居ます。 

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インカメラも800万画素のものが搭載されています。ビューティーモードや暗所でのノイズを抑える機能も搭載されているのでセルフィーやグルーフィーが捗りそうです。

ネットワークに関して

今回発表されたKNT-AL10でのネットワークに関するスペックを紹介します。同じモデルでも型番によっては使えるバンドに差異がある点に要注意です。

FDD-LTE:B1/B3/B4/B7
TDD-LTE:B38/B39/B40/B41
UMTS(WCDMA)/HSPA+/DC-HSDPA:850/900/1900/2100
TD-SCDMA:B34/B39
CDMA 2000/1X:BC0(800MHz)
GSM/EDGE 850/900/1800/1900MHz

基本的に中国で発表されたモデルなので、日本国内で利用するにはあまり向いてないように感じられます。またVoLTEやCAにも対応ではあるものの、国内ではVoLTEは使えない可能性が高い他、CAもどの組み合わせで利用できるかが明記されていないため利用できない、または限られたごく一部でのみ利用可能と言うことになるかと思われます。

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なお、V8はデュアルSIM端末(1スロットはmicroSDカードとの併用) となっていますが、従来通り4Gと3Gの同時待ち受けは不可能です。

スマートキー機能

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honor7にも搭載されているスマートキーというボタンがあり、そこを押すことでHUAWEI版のGoogle Nowのような機能を起動することが可能となっています。(※中国ではGoogle系のサービスが利用不可な地域があるため、中国限定のHUAWEIのサービスがいくつか存在します。)

リモコン機能

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国内で販売されたhonor6 Plusにも搭載されていた赤外線ポートを搭載。日本で販売されているテレビなども含め多くのメーカーの幅広いジャンルの製品のリモコン情報をプリセットしているため、かなりの機種のリモコンとして使えるほか、事前に学習させることでプリセットされていない機器のリモコンとしても利用することが可能です。

最近話題のVRも

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先日HUAWEIのVRが発表されましたが、V8では簡易的なVR体験が可能です。

製品の箱がVRゴーグルになるようで、体験程度にVR映像などが楽しめるようです。そういえば、同様の製品がALCATELからも販売されていましたね。

HUAWEI Pay

HUAWEIの展開する中国版おサイフケータイのような機能です。対応する店舗で決済機器にかざすことで決済が可能なのですが、残念ながらおサイフケータイで改札口を通るときのような素早さは実現できていません。

気になる価格

一番重要なのは価格ですね。honor V8はストレージ容量が32GBのモデルと64GBのモデルが存在し、32GBモデルは2,499元(発表日時点で約42,000円)、64GBモデルは2,799元(約47,000円)となっています。このスペックでこの価格と考えるとhonorシリーズならではのコスパモンスターっぷりは健在と言っても過言ではありませんね。WQHDディスプレイを搭載したモデルの価格は執筆時点では明らかにはなっていません。

日本発売は期待できる?

日本での販売はあまり期待できません。バンド的な面でも、現状ではP9シリーズのいずれかの方が販売される可能性が高いと思われます。どのモデルが販売されるにせよ、楽しみですね!

Source:V Mall (V8)

Author:こにこす(@konicos0916) 

Ascend Mate7を買って以来HUAWEIの端末デザインや、斬新な機能達に感動しファンになりました。これまで買ったHUAWEI端末は数知れず。アイコン画像は実際に所持していた端末の画像です。

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