P10よりもある意味完成されたPシリーズ「HUAWEI P9 Plus」レビュー、感圧タッチパネルの有用性は?

P9 Plus スマホレビュー
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P9 Plus
HUAWEI P9 Plusを使い始めてから1週間程度経過したので色々まとめてレビューしていきたいと思います。

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美しい外観

HUAWEI P9 Plus
P9のシルバーやグレーと異なり、艶のあるヘアライン加工されたボディは美しいですね。ガラスの様に光り輝くので所有欲が満たされます。
P9 Plus
外観レビューでも書きましたが、ディスプレイがギリギリまであり、細かな点まで作り込まれていて完成度が高いのもプラスポイント。

性能・動作

P9 Plus
とりあえずベンチマークテストをしてみた所、AntutuBenchmarkは約9万5000点、点数GeekBenchはP10やMate 10などと比べると劣りますが、Twiter、ブラウジングなどの動作は快適ですね。

国内版P9よりRAMが1GB多い4GBになっており、そのあたりのスペックの差もあってかP9で感じていたもたつきがなく、滑らかさはP10に匹敵するのではないでしょうか。

カメラ画質はGood

P9 Plus
P10とP10 Plusはわずかにカメラ性能が異なりますが、P9シリーズはPlusも無印モデルもどちらも同じスペックになっており、国内版P9と画質に関しては大きな差はないとは思われます。

バッテリー持ち

バッテリー持ちはバックグラウンドのアプリを終了させてくれるEMUIのお陰で、かなり良好で使わない時はほとんど減りませんし、TwitterなどのSNSやブラウジング、Prime Musicなどをしっかり使い込んでも一日余裕ですし、2台持ちをすると2日は使用する事ができますね。

Press Touchはほぼ使わない

P9 Plus
P9 PlusにはP9とは違い、Mate Sの一部モデルでも搭載されていた感圧タッチパネルが搭載されており、画面を押し込むという動作を認識してくれます。
presstouch
AppleのiPhoneにもiPhoneにも搭載されている機能ではありますが、Androidとしては正式に搭載されているわけではないため実用性はイマイチ。感圧タッチが使える場所が限られており、ホーム画面でHuawei純正アプリに対しショートカット機能、純正ギャラリーで写真の拡大、ナビゲーションキーの代わりくらいですね。

対応機種が増えたり、サードパーティー製アプリでも使えればそこそこ便利になったと思うのですが、使える場所が限られていて話題性以外に良いところはない印象。

音質

スピーカーはモノラルではなくステレオに対応し、音量も大きく迫力があり、音質もそこそこ良かったですね。
イヤホンの音質は可もなく不可もなくという感じで、ヘッドセットDTSモードをONにすると全体的に高音質化しますね。この状態だと安いちゃちなDAP買うよりマシな音質になります。

今更感はあるが完成度は高い

P10も発売され、Mate 10が発売されそうなこの時期にP9 Plusとは今更感がありますが、改めて使ってみるとP9よりも更に一段と高い完成度があったなと思います。性能面では最新機種に負けてしまいますが、その完成度は現時点でも色褪せず、まだまだ使っていくことのできるスマホだと思いますね。

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