久しぶりに最高と言えるHuaweiスマートフォン!「HUAWEI Mate 10 Pro」レビュー

Mate 10 Pro スマホレビュー
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Huawei Japanが12月に国内での販売を開始したフラッグシップスマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」。IP68の防水防塵への対応や進化したデュアルカメラ、NPUを積んだKirin970など見どころの多いこの機種を1週間程度使ってみてのレビューをお届けしたいと思います。

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約6インチなのに5.5インチのサイズ感

Mate 10 Pro
ディスプレイサイズが6インチと聞くとかなり大柄なスマートフォンの様に思えますが、上下左右のベゼルが細くなり18:9の細長いディスプレイになったことで、持った感触は5.5インチスマホと変わりません。幅も5.5インチのMate Sよりも細くなっています。

NPUを採用したハイパフォーマンス

Mate 10 Pro
Kirin970とRAM6GBを搭載しAntutu Benchmarkでは約17万点、Geekbenchでは約6800点になっておりハイエンドスマホと呼ぶに相応しいスペック。Mate 9やP10よりアプリの起動や動作などワンテンポ早い様な気がしますね。

指紋認証速度は抜群!

Mate 10 Pro
指紋認証は従来のMateシリーズ同様背面に存在します。認証速度は相変わらず抜群で、スライドによって通知センターを出したりなどのジェスチャー機能も利用できます。

個人的には背面よりP10やMate 10の様に前面にある方が、机などに置いて背面が隠れた際にロック解除し易いと思うので残念なポイントではあります。

デュアルカメラの良さは健在!

Mate 10 Pro

Mate 10 Pro


Mate 10 Pro

自動的にシーンを判別


Leica監修のデュアルカメラの画質の良さは健在。Mate 10シリーズのKirin970はNPUを搭載しており、被写体が風景なのか料理なのかなどを自動で判別し、モードを切り替えてくれます。その他にもワイドアパチャーやモノクロモード、アニメーション写真などモードも多彩で使っていて飽きないカメラになっています。

2日は戦えるバッテリー持ち

Mate 10 Pro
使い方によって異なってきますが、ブラウジングやSNS、マップ、音楽再生に加え、軽くYoutubeなど動画視聴レベルであれば、2日間は出かけて帰ってくるまで使用できるバッテリー持ちでした。

MicroSD非対応は苦じゃない

Mate 10 Pro
Mate 10 ProはデュアルSIMに対応していますが、排他使用のスロットではなくMicroSDに非対応。MicroSDによるデータの移行はできませんが、Mate 9から2倍のストレージが128GBのストレージになり容量は十分すぎるほど。

イヤホンジャックはあったほうが…

Mate 10 Pro
AppleのようにAirPodsなどの解決策が無くイヤホンジャックを廃止したのは残念なポイント。変換ケーブルをイヤホンにつけておけば回避できますが、小さいので紛失しやすく扱いづらいのが難点。

PCモードは使い方しだい

Mate 10 Pro
PCモードでWordやExcelなどは利用でき、ギャラリーアプリで画像編集もできるので簡単なタスクや軽いブログ更新であれば利用できますが、動画配信サービスなどのアプリは一部使えないところもあり完璧ではありません。

他社の製品では専用のドックやBluetoothキーボード・マウスが必要なこともありますが、USB-C to HDMIのハブがあれば、スマホ単体でも利用可能なのはMate 10 Proの強みと言えるでしょう。

帰ってきた優等生

性能も高く、カメラも良く、サイズ感も大きくなく、質感も良しと完成度の高いMate 10 Pro。筆者の中で一番好きだったMate Sの感触を塗り替える程の出来で、これまで発売されたHuaweiスマホの中で最高な様に思います。記事に書いた様に指紋センサーの位置やイヤホンジャックなど欠点が無いわけではありませんが防水防塵などにも対応し、素晴らしいHuaweiスマホと呼べるのではないでしょうか。

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